いわゆる直射砲です。榴弾砲と違い、直接後方視点から着弾点を狙って撃つ砲です。
2.0当時から企画されていたものらしくケーファーのイラストはそれを意識してのものだったとか。
■砲撃方法
おおまかに説明しますと、武装選択すると射撃姿勢をとり、ついで弾道ゲージと着弾マーカーが表示されます。マウスで着弾マーカーを移動して狙いをつけ、その状態で左トリガーすると射撃開始。SPゲージがなくなるまで自動で砲撃を続けますが、その間も逐次着弾点を動かすことができます。
構えた時点では砲の角度は一度ほぼ水平になります。
モーションを終えても、完全に構えきるまで照準操作ができません。着弾表示が出てから初めて照準移動可能になります。
また、構えている最中、SPは回復しません。このへんはお約束。
弾道ゲージは仮想的に弾道を書いてくれるのでべん‥り、なのですが、3D的に描画している関係上、障害物越しに撃とうとすると弾道ゲージも陰面処理されてしまい、現在の射角がわからない、という問題も持っています。
着弾点には赤い円マーカーが表示され、着弾点がわかりやすくなっています。ただ特殊なオブジェ相手だと表示されなかったり、表示されるまでに時間がかかったりします。あと射撃時の誤差(後述)は反映されてないので注意。
照準点移動はガンタレのような角速度固定ではなく、照準点移動速度が固定の模様。ようするにマウスを動かすと砲の角度が変わるのではなく、着弾点マーカーを動かすと、砲の角度がそれに合わせて動きます。なので遠方や上方に照準しようとするとかなりマウスを動かさないといけません。
■使い勝手
実用的な射撃距離は30mから200mくらいです。構えた姿勢でそのまま撃つと50mくらいに着弾します。
撃ち込み感は強グレとかなり似ていますが、弾速がかなり遅いことは留意しておいてください。100m程度の距離ではもう1発目の着弾より先に2発目を撃つ流れなので、敵の回避方向は織り込んでいく必要があります。
榴弾でやるような追い込み漁は難しいですが、着弾を延伸していくことで、次々と奥や障害物裏に着弾を伸ばしていくと、逃げた死にぞこないや再起しようとして立ち止まった支援をガンガン食っていけます。
機体パラメータでは、遠距離の砲撃時に頭部の射撃補正が意外と影響します。
着弾点が見えてさえいればかなりの遠方にも砲撃できますが、頭部の性能によって割とバラけるので、遠距離からの自動砲台やターレットつぶしは余計な弾数が必要になることもあります。まあ榴弾よりはずっと当てやすいんだけど。
それと腕の武器変更が遅すぎると、構えるのがノロくさすぎてまったく実用になりません。もっとも真面目に重火組んでる人は武器変更も重視したアセンにしてあるだろうので大丈夫かと。
モーションさえ早ければドラードがコングのようにも使えます。
弾道の特性上、どうしても高所への移動が多くなるので、歩行パラメータを重視しておくと幸せになれます。
ただ砂のようにずっと居座ることにさほどのメリットがないので、高所への移動にこだわりすぎると戦場に参加できません。それに射点を見切られたら即座に退避しないと☆10やら強グレやらアブγやらMk-2が飛んできます。
■長所
地点を選ぶと一方的に直射攻撃が可能
運に頼らず精密火力支援ができる
天井の影響が少ない誤射が少ない
コア凸可能副武装を消耗せずに固定目標対策ができる
■欠点
遠距離での精密攻撃が難しい
火力支援とプラント踏みが両立できない
撃っている間は身を晒して動けないので色々と的になる
直射といっても弾速が遅いので移動目標相手には先読み必要
射撃チャンスが榴弾よりずっとシビア
■実際の運用
それでは実際の撃ち方の種類を図で
A.目視距離での窪地撃ち下ろし
いっちゃん簡単です。基本中の基本。敵は逃げにくく巻き込まれやすく、撃破も取りやすいですが反撃も受けやすいです。敵が絶対現れる坂とかでは猛威を発揮します。
B.中間距離での凸部狙い撃ち
一応着弾円は見える距離ですが、実際に撃ってみるとなかなか当たらず、効果が薄いです。バラケが大きいのもありますが、そもそも凸部の地面に撃ってもうまいこと巻き込まれてくれないんですね。
C.目指できない距離での窪地への間接射撃
こちらが反撃を受けにくいのはいいのですが、効果が薄いです。偵察機の情報や味方のロック情報を元にすることでやっと効力が望めるようになります。どちらかと言うと決め打ちに使います。
D.遠方高所への射撃
なまじ見える敵がいると狙ってしまいがちですが、弾道の特性上、そうそう当たりません。
こういった事情を総合しての一番よい射撃シチュエーションはこんなかんじ
射撃する「床」は見えないけれど、着弾円の縁だけぎりぎり確認できる状態での窪地プラントへの射撃です。
この状態ですと、相手からはほぼこちらが見えませんが、こちらは相手がプラントにいるのを確認でき、かなり安全な状態から一方的に狙い撃ちにできるのです。
まあ総合すると、ある程度近い距離で、奇襲的に、窪地へ撃ち下ろし、で使っていくことが多くなります。敵があまり意識しないの側面や、死角からプラントに放り込める射撃位置を探しておきましょう。
■重装砲凸の問題点。
コアダメージ源としても活躍できるのが重装砲の大きな特徴です。
ですが注意点。
重装砲は完全に停止して撃つことになる関係上、自動砲台の射界内でコアを撃とうとすると普通に砲台にぷちっと殺されます。
なので撃つ前に1~2台の自動砲台を予め壊しておくか、安全地帯に入りこむ必要があるのです。
まあそもそも?使う時間に対する重装砲の火力、いわゆるコア下に飛び込んだ「瞬間」のDPS自体はさほど飛び抜けているわけでもありません。重装砲凸の有利な点というのは、「無防備なコアの真下に持ち込める総火力」がとてつもなく増えるということです。
もし味方との同行凸なら、いっそレーダー破壊に砲弾を回すのもアリ。スニークに成功してれば結構簡単に壊せます、レーダー。
あ、ユニオンでは思う存分ぶっぱなしてください。
■曲芸系について
4pやドラードシュートとかに関してはうちではあつかわないので、動画とか参考になさってください。ペコ
以下は個別
■タウル
7200*5で36000の総火力を持ちます。射撃間隔は1発1s程度、爆発範囲は18m。
名前は牡牛座からですかね。
単発の威力がコロ助とかスマイト程度なので、バラまくよりは思ったより丁寧に撃ちこんでいかないと撃破が取れません。一匹に3発使ってすぐ離脱、ぐらいの気分で使ってください。
対コアポイントは4+8+8+4+8。照準に1秒弱とすると秒間6600程度のDPSになります。。
■ヴァーゴ
6500*9で58500の圧倒的な総火力を持ちます。射撃間隔は0.75s程度、爆発範囲は16m。
こちらは乙女座。コング程度の範囲しかないのに威力は装甲Bに吹き飛びも取れない程度のションベン弾、多少連射は早いけど圧倒的な弾幕を張れるほどではないガッカリさん、なのですが、こいつの真価はユニオン戦にあります。砲台潰してよしドローン潰してよし、兵器内に持ち込めば大量ダメージを保証し、プラント戦やベース防衛では機兵の溜まる位置に撃ち下ろすことで効率良い削りを提供します。
対コアポイントは4+4+8+4+8+4+8+4+4。照準に1秒とすると秒間8000程度。
■ドラード
12000*2で24000。爆発範囲は22m。
かじき座。こいつでようやくプラント戦での確殺威力が手に入ります。爆発範囲もようやく砲撃系にふさわしい範囲になりまして、プラントに群れ集まっている赤軍を死角から一網打尽にすることが!
ただ射撃のもったり感が相当なものなのでヒットアンドアウェイを狙うのも実はかなり大変。残念。
ゲージ消費は60%程度なので、T30のように1発売ってすぐ2発みたいな撃ち方は残念ながらできません。
対コアポイントは8+12。照準1秒として秒間13000程度。
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